失敗しないコエンザイムQ10の摂り方。
実際にサプリメント等を利用して、コエンザイムQ10を摂取する際の注意点や、一緒に摂っておくと効果をさらに高める栄養素等を解説していますので、参考にして下さい。
どれくらい摂取すれば良いのか?

コエンザイムQ10の一日当たりの摂取目安量の基準はありませんが、各種文献でばらつきはあるものの、1日50mg~300mgを目安に摂取すると、効果を体感しやすいといわれています。
又、上限量についても定めはありません。
基本的には体内で合成出来る成分なので、安全性が非常に高いです。
これまでサプリメント等での過剰摂取による重篤な健康被害の報告はありません。
ただし、一部の医薬品との相互作用が認められているので、何らかの医薬品を服用している場合にコエンザイムQ10サプリメントを併用する際には、主治医に確認するようにしましょう。
わざわざサプリメントで摂る必要はあるのか?

コエンザイムQ10は、基本的に体内で合成出来きますが、20歳を超えるあたりからどんどん体内で作られる量が減少していきます。
80歳には20歳の頃と比べると、生産量は半分にも減ってしまう程、年々作られる量が減少していきます。
不足すると肌のたるみ等の老化現象だけでなく、疲れやすくなる等の美容と健康の両面で不調を感じるようになります。
この為、積極的に摂取したいところです。
食品では補えないのか?
通常の食事で、十分な量のコエンザイムQ10を補う事は難しいでしょう。
食品で30mgのコエンザイムQ10を摂取する場合は、下記の量が必要になります。
■イワシ→12匹(1匹を約40gとして換算)
■牛肉→1kg
これだけの量を毎日食事で摂取する困難なので、やはり、しっかりとした摂取量を確保したい場合には、サプリメントが現実的となります。
一緒に摂りたい栄養素。
- ●ビタミンC
- コエンザイムQ10と同様に、優れた抗酸化作用を発揮し、アンチエイジングを実現します。
- ●ビタミンE
- 強力な抗酸化作用を持っています。コエンザイムQ10と協力しながら働きます。